通級に行くと恥ずかしい?いじめられる?デメリットやメリットを私の息子の体験談とともに通級勧められた経緯もお伝えします!

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通級指導教室に通うことは恥ずかしいことではありません。

確かに、みんなと違う授業を通級に受けに行くということは人の目も気になるかもしれません。

自分の子供に発達の遅れがあるということが、みんなに知られると恥ずかしいと思うかもしれません。

しかし、子供の大切な時期に適切なかかわりをすることで、これからの時代を生き抜く術にもなることを忘れてはいけません。

私の息子も1年生から通級に通い、今年の2年生も通います。

私自身も色々悩んだこともありますが、通級に行って恥ずかしいとは思わず、よかったと思っています。

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通級指導教室に行くのは恥ずかしいことではない

先程もお伝えしたように通級指導教室に行くことは恥ずかしいことではありません。

普通級に在籍していて、週1回途中で抜けて違う授業を受けるものが通級です。

在籍中の学校である場合は、教室の移動のみで大丈夫ですが、在籍中の学校にはなく近隣の学校へ送迎が必要な場合もあります。

どちらにせよ、教室からいなくなることでクラスメイトから不思議がられるかもしれません。

人の目を気にすればするほど、通級って恥ずかしい、発達の遅れがあることを知られたくないと思うのです。

しかし、通級を利用する子どもにとっては必要で大切な時間です。

決して恥ずかしいことではありません。

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通級に行くといじめられる?

通級に通っていることは周囲には必ず分かります。

みんなと同じ授業を1週間するのではなく、途中で抜けるコマがあるので、周りの人からするとどこ行ってるの?状態になるのです。

低学年のうちはクラスメイトの子も、それなりの知識しかないので深く考えることはないでしょう。

しかし高学年になると、理解力も上がり色々なことが分かってきます。

もしかすると、いじめに繋がることもあるかもしれません。

通級に行くといじめられる?クラスメイトからは?

通級に行っていることについて、クラスメイトから何か言われるかもしれません。

例えとしては「授業さぼっていいな」「遊んでいてずるい」などです。

通級の内容的に遊び要素があるので、子供からすると「遊べていいな、私たちは勉強しているのに」となりがちです。

そうなると「○○さんだけずるい」となり、いじめやのけものにされる可能性もあります。

私の息子は、ありがたいことにいじめなどはなく皆と仲良く過ごせています。

通級の時は、「いってらっしゃーい!」とクラスメイトに見送りされていたりもします。

こればっかりは、子ども同士のことなので実際になってみないと分かりませんよね。

そうなってしまったら、次の項にも繋がりますが、先生に相談は必要になってきます。

通級に行くといじめられる?学校の先生からは?

担任の配慮不足で本人が傷つく可能性があります。

例としては、「○○さんは、皆より苦手なことがあるから別の場所に行って練習をするんだ」などです。

このような伝え方で他のクラスメイトに伝えてしまうと、クラスメイトからは「○○さんはできないんだ」という印象を持たれてしまいます。

そして、言われた本人は「私は皆より苦手なことがある…」と傷ついてしまいます。

私の息子に関しても、先生がどのようにクラスメイトに伝えたかは分かりません。

ですが、1年間何も問題が起きなかったのは先生が配慮してくれていたのではないかと思います。

まとめると、通級に通う目的を、子供、先生など周囲の正しい理解が必要になってきますね。

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通級は恥ずかしい?通級と療育の違いはなに?

発達障害の特性があると、通いの場に通います。

未就学児のときには、「療育」という形で、特性に合わせた支援やトレーニングが行われます。

小学校になると、「通級指導教室」という形で、その子に合った支援や教育を行うのです。

私の息子はどちらにも通っており、療育は療育、通級は通級の良さがあります。

療育と通級の違い①療育

療育に関しては、親も一緒に見学が出来ていたので、先生の声のかけ方や対応の方法等子供以上に親である私が勉強になりました。

毎療育時に、振り返りもしてくれるので、生活場面にむずびつけることができます。

また、定期的に相談も出来るので、生活場面で困っている事などを吐き出すこと、アドバイスなども貰えます。

内容的には、ソーシャルスキルトレーニング、運動、工作、知育などです。

療育と通級の違い②通級

通級は、親は参加せず、子供のみの参加となります。

このため、何をしているかなど内容は詳しくは分かりませんが、終了時に振り返りをしてくれるので簡単な内容は分かります。

そして、良かったことをフィードバックしてくれます。

家にいて一緒に過ごしていると悪いところ、できないところに目が付きますよね。

通級の先生は出来ることに目を向けてくれ、本人にも親にもフィードバックしてくれるので、個人的には助かっています。

内容的には、療育と同じですが、少し難易度が高いソーシャルスキルトレーニング、運動、知育、工作等です。

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通級はどんな子が行くのか?私が勧められた理由

通級はどんな子が行くのか気になりますよね。

正直、見た目の話だけでいうと、いたって普通の子供です。

見た目ではほとんど分からない、しゃべっても関わっても分からない子供もいます。

ちなみに私の息子もいざこざなどが起こらないと、いたって普通の子供です。

息子は通級を勧められたわけではありません。私の息子は児童精神科の先生に支援級を進められていました。

ですが、保育園の先生などと相談した結果、支援級ではなく通級に決めました。

なぜ支援級だったかというと、療育での状況記録や発達検査のIQや凸凹から、理解力の低さ、状況判断の乏しさなどと言われていました。

実際の生活場面に関わっている保育園の先生に、集団生活の状況、友達との関わり方、自己コントロール等を聞くなどしました。

詳しい話はまた記事にしたいと思っています。

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通級のメリットとデメリット

通級指導教室とは、特別な指導を必要とする子どもが特性に合わせた指導を受ける教室となっています。

対象となる障害は、「情緒障害」「ASD」「SLD」「ADHD」「言語障害」「弱視」「難聴」「肢体不自由」「病弱及び身体虚弱」などです。

医師の診断書が必要になってきますので、利用をするのならば受診が必要です。

こちらでは、通級のメリットとデメリットをお話ししていきます。

通級に通うメリット

通級に通うメリットとしては、2つあります。

  • 通常学級に在籍しながら必要な指導が受けれる
  • 担任の先生と通級の先生の連携で関わりの共有ができる

通常学級に在籍しながら必要な指導が受けれる

通級に通うメリットは、通常学級に在籍した状態で、子供の特性に合った支援や教育が受けられることです。

通級は勉強するのではなく、人との関わり、自己コントロール、生活する上で苦手なことや困難さに対してアドバイスなど行ってもらえる場所です。

またできたことはできたとフィードバックがもらえるので自信にもつながるでしょう。

通常学級は出来たことは出来たと言われることは少なく、できない子供に目がいきがちになる傾向です。

また、通常学級にいるため、ほかの子どもと接する機会も保たれ、集団生活に慣れることができます。

担任の先生と通級の先生の連携で関わりの共有ができる

二つ目のメリットとしては、担任の先生と通級の先生の連携により、普段の学校生活にも結び付くことです。

私の息子の場合も、担任の先生と通級の先生とのやり取りをする連絡帳があり、コメントを通してやり取りをしていました。

通常学級で困っている課題に対して、通級の先生が対応する、通級の先生のコメントを見て担任の先生は取り入れるなどです。

また、担任の先生が通級に見学、通級の先生が通常学級に見学などもしています。

それぞれが個別に動いているわけではないので安心ですよ。

通級に通うデメリット

通級にもデメリットがあるので、お話ししていきます。

実は、通級の時間にある通常の授業は受けることはできません。

例えば通級の時間に「国語」があると、そのコマは再度してくれるわけではなく、次の「国語」の時間は知らない話をしているということもあります。

私の息子も通級の時間に通常学級でしたであろうプリントを白紙で持って帰ることもありました。

この場合の対策としては、私自身、担任の先生に「通級の時間に進んだ内容を家でするので教えてください」と話していました。

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まとめ

  • 通級に通うことは恥ずかしいことではない
  • クラスメイトや先生など、周りの理解があればいじめは回避できる可能性が高い
  • 療育と通級の違いは、未就学児が療育、小学生からは通級。どちらも特性に合った支援を行う場所
  • 通級に通う子供は、特性はもっているが、見た目でいうといたって普通の子供達
  • 通級のメリットは、通常学級在籍でき、必要な支援を受けることができること、通級と通常学級の先生の連携により子供に必要な支援をしてもらえる
  • 通級のデメリットは、通級の時間に行われている通常授業には参加できず、再度授業をしてくれないので、勉強に抜けがでる可能性

通級は恥ずかしい?

そんなことはありません。

支援を受けられるのは今しかないです!

今支援を受け、子供が自分自身のことを知るためには大切なことですよね。

子供の将来のためにできること、今のうちにしておきましょう。