先日、大人気のSHEIN(シーン)の下着から発がん性物質が発見されました。
この発がん性物質「アリールアミン」は洗濯しても完全には落ちません。
アリールアミンは染料だからです。
このため、SHEINで購入したものがある場合、洗濯して納得すれば着つづけるのは自由です。
ただし、ニュースを聞いて「怖い」という方は、捨てるいう方法もあるでしょう。
発がん物質は洗濯で落ちるのか?発がん物質の健康被害等を詳しくまとめていますので、ご覧になってください。
SHEINの下着の発がん性物質は洗濯したら落ちる?
今回SHEINの発がん性物質「アリールアミン」検出は女性用の下着からでした。
「アリールアミン」は、膀胱がんの発生リスクを高める可能性があると言われています。
この「アリールアミン」は水溶性で水に溶けやすい物質です。
しかし基準値以上の量となると判断しかねません。
また「アリールアミン」は化学染料なので、染料と言えばなかなか落ちないイメージですよね。
洗濯しても完全に落ちない可能性の方が高いとも言われています。
「アリールアミン」は、人体発がん性物質に分類されています。
洗濯によって、繊維に浸透した化学物質がすべて取り除かれるとも言い切れません。
肉眼で見えるわけではないので、発がん物質が気になる方は着ない方がよいでしょう。
ただし、今回検出されたものが洋服の中では、下着や子供服です。
下着や子供服は直接肌に触れるものです。
もし今SHEINの大人の洋服を購入されて悩まれている方は、直接肌に触れるものではないため「気にしない」という手もあります。
SHEINの発がん性物質
今回SHEINで発がん物質が見つかったものは下着以外にもたくさんあります。
「アリールアミン」の話でいくと、直接肌に触れるものは使わない方がよいと考えます。
靴
靴には基準値以上の「フタル酸エステル類」が検出されています。
タル酸エステル類はプラスチックの柔軟性のとして使われているのです。
生殖毒性、発達毒性などが研究で発表されています。
子供のグッズ
子供のグッズからは、基準値以上の「ホルムアルデヒド」が検出されています。
ホルムアルデヒドは、シワ防止加工に使われていることが多いです。
皮膚障害、呼吸器障害、発がん性、催奇形性などがあり、とても怖い物質になります。
よく子供服を買った時には、パッケージに「ホルムアルデヒド」という文字を見たことがあると思います。
その「ホルムアルデヒド」が検出された洋服を子供が着るなんて怖いですよね。
子供グッズも、やはり子供なので、噛んだり舐めたりする可能性がありますし、使わない方が無難でしょう。
口紅2種
口紅からは基準値以上の「黄色ブドウ球菌」が検出されています。
黄色ブドウ球菌に感染すると、発疹やアトピーなど皮膚症状が出る恐れがあると言われています。
口紅なので、唇に塗ります。唇に発疹など出たらとても辛いですよね。
鏡も見たくなくなるでしょう。女子力高めたくて購入した口紅ではありますが、使わない方が無難かもしれません。
チーク
チークからは基準値以上の「黄色ブドウ球菌」と「好気性菌」が検出されています。
黄色ブドウ球菌は、先ほどもお伝えしたように、皮膚の症状が出る可能性があります。
好気性生菌に関しては、化粧品の変質が起こる可能性があります。
ネイル
ネイルからは基準値以上の「ニッケル」と「ジオキサン」が検出されました。
ニッケルはアレルギー接触性皮膚炎を起こす可能性があります。
ジオキサンは、化粧品の材料を柔らかくする過程で発生する副産物で、発がん可能物質の一つです。
ジオキサンは、肝臓・腎臓に毒性を誘発する恐れがあると言われています。
ホーロー器
ホーロー器からは、基準値以上の「カドミウム」「鉛」が検出されました。
カドミウムは、国際がん研究機関で人体発がん性物質に分類されています。
骨軟化症や腎臓損傷などが発生し、肺がんを引き起こす可能性があるとも言われています。
鉛は、基準値を超えた場合は神経系に影響を及ぼす可能性があります。
特に子どもの知能の発達が遅れたり、妊婦の早産のリスクを増加させる可能性があるのです。
SHEINの発がん性物質について知恵袋口コミ
SHEINの発がん性物質が検出されたことについて、知恵袋では、このように意見があります。
肌に直接つけるものはやめておいたほうがいいと思います。
さすがに下着は粘膜にも触れますし、皮膚に触れる面積が大きいので、自分は使うのを辞めると思います。
不安なら捨てるのが無難かと思う
歯固めのような口に入れるものや舐めたりする可能性があるものは安全な日本製を買ったほうが良いですよ。
さらに、このような話もでていました。
sheinでも売られているものがZOZOTOWNやAmazonで数倍の値段で売られていて、何も知らずに買っている人が結構いると思います。
SHEINと同じものが売られていたとして、それはSHEINで購入したものを販売しているのではなく、同じ製造元から仕入れています 元を辿り原因がその製造元であればどこで買っても同じです
shein不買させる為のデマニュースと言っても過言ではない sheinで売ってるモノはamazonでも売ってるしこのあいだ池袋でも売ってたよ
このように、発がん物質だけでない話も出ていました。
どちらにせよ、「不安な方はSHEINで買ったものは処分することをおすすめしますし、気にならない方は使い続ける」それぞれの考えで良いと思います。
まとめ
SHEINで検出された発がん物質は、洗濯しても完全に除去されることはないでしょう。
気になる方は、これを機に処分をすることが安心するのではないでしょうか。
自分自身や子供など家族を守るためにも、情報をしっかりとることをおすすめします。
SHEINで発がん物質の検出は洗濯では完全に除去できないので、しっかり考えて使うようにしましょう。